おコメの品種

新興ブランド米12選!新しい品種からおいしいお米を見つけよう

投稿日:2017年1月15日 更新日:

新興ブランド米

新興ブランド米12選

一番おいしいお米=「コシヒカリ」の思い込みを捨てよう。

毎年続々デヒューする新品種は、コシヒカリ以上に人気を集め品切れが続出するお米も存在。

品種に加えて産地まで指定して選りすぐった日本全国の新興ブランド米を、北から順に12品種紹介する。

北海道砂川「ゆめぴりか」

参考価格1kg当たり740円(税込)「特別栽培米」

大人気ゆめぴりかの最高峰砂川産。

抜群の粘りと軟らかさがあり、数年前品切れが続出した北海道米の高級品種ゆめぴりか。

その味の碁準を作ったJA新すながわの奈井江エリアのゆめぴりかは特にレベルが高く、強いもっちり感と甘みが病みつきに。お米にうるさい人は、人はぜひ試してほしい米だ。

北海道芦別「ななつぼし」

参考価格1kg当たり580円(税込)「高度クリーン栽培」

あっさり系を代表する米に成長した米。

手頃な価格とあっさりした旨みで人気のななつぼし。広大な森林が広がり天候の条件も良い芦別市ものは評価が高い。

「きらきら星生産組合」は、厳しい基準をクリアした高度クリーン基準(慣行栽培より農薬7.5割以上減、化学肥料5割以上減)による米作りで注目。

食欲のない夏の朝にもすっきりと胃に収まり、ベたつかずお茶碗が汚れない。ちらし寿司にもピッタリの米だ。

秋田県鹿角「淡雪こまち」

参考価格1kg当たり640円(税込)「特別栽培米」

「ロの中で溶ける米」の新感覚で人気。

秋田北部、鹿角地域の冷涼かつ寒暖差が大きい気候が生んだ独特の軟らかさを持つ米。

水田に種を直接まく直まき栽培がおいしさの秘密。まさに、淡雪のようにロの中で溶ける驚きの米。かまなくても豊かな甘みがあり、高齢者も食べやすい品種だ。

秋田県大仙「おばこの匠」

参考価格1kg当たり676円(税込)「慣行栽培米」

選ばれし匠の技が光るあきたこまち。

JA秋田おばこは、毎年「おいしいお米コンクール」を主催。あきたこまちを作る生産者1万2000人から選ばれた10名(それ以下の場合も)の米を食べられるのが、「おばこの匠」。

身近な量産米のイメージを覆す匠の味だ。一般的なあきたこまちに比べ、粘り、甘み共にとても強い米。

岩手県江刺「江刺金礼米」

参考価格1kg当たり706円(税込)「特別栽培米」

「金札」を付けて区別する特別な米、江刺金礼米ひとめぼれ。

岩手県奥州市江刺区は、昔から名高い米どころ。大正時代に偽物が多く出回り、それを防ぐために俵に「金札」を付けて売ったという。

JA江刺がそれをブランド化し、丁寧な米作りを継承。冷めても味が落ちなく、塩むすびに最高に合う米だ。

岩手県陸前高田「たかたのゆめ」

参考価格1kg当たり860円(税込)「特別栽培米」

東北復興のシンボルとなる新品種たかたのゆめ。

東日本大震災で被災した水田を復活させようと、2012年に始動したプロジェク卜で生まれた新品種。

ササニシキ以上にあっさりとして潔い美しさがある。最近人気の濃厚な米とは全く違う、和食のおいしさを再発見する米だ。

山形県鶴岡「つや姫名人会」

参考価格1kg当たり780円(税込)「特別栽培米」

間違いなくおいしい!最高峰のつや姫。

粒の大きさと白さ、ツヤを誇る人気品種つや姫。山形庄内は、その誕生の地。JA庄内たがわが主催するコンテス卜で約1000軒の農家から選ばれた10名の名人のつや姫を選りすぐったのが「つや姫名人会」。

つや姫は、コシヒカリとは違う旨さを体現した希有な品種。その最高峰のおいしさを味わえる。

岐阜県「銀の朏いのちの壱」

参考価格1kg当たり1100円(税込)「特別栽培米」

粒が大きい目にもおいしい新興ブランド米、銀の朏(ぎんのみかづき)。

「いのちの壱」は、コシヒカリの突然変異で生まれた新品種。岐阜飛騨の中山間地で作られるブランド「銀の础」がデビュー。

粒がコシヒカリの1.5倍も大きいのが最大の特徴。 粘り方も独特で、一口食べれば、こんな米は初めてだと感動間違いなし。

高知県本山町「土佐天空の郷」

参考価格ヒノヒカリ・にこまる共に1kg当たり800円(税込)「特別栽培米」

棚田で生まれる野趣あふれる味。ヒノヒカリ・にこまるの2品種が作られている。

かつて限界集落といわれた地域から生まれたブランド米。水田の9割が.棚田という本山町は、高い標高、美しい水と、米どころの条件を備える。

室戸の海洋深層水を散布する栽培法で独特の甘みが出る。がっつり系で濃厚な米。濃い味のおかずでも米が負けないのが特徴。

島根県石見銀山「石見銀山つや姫」

参考価格1kg当たり740円(税込)「特別栽培米」

世界遺産近くの棚田による和風の米。

世界遺産石見銀山に隣接し、ほぼ平地がなく急勾配の狭い棚田が広がる地域。高地の気候や自然と共生した土地の特徴を生かした丁寧な取り組みが見られる。

同じつや姫でも、 さっぱりとした山形県産に比べて、この島根産のつや姫ははしっとり感が強い。朝ごはんを和食に変えたくなる優しい味が特徴の米。

佐賀県橘「さがびより」

参考価格1kg当たり576円(税込)「慣行栽培米」

米をしっかりかみ締めたい派でも大満足の新興米。

2011年から生産者、JA、行政が一丸となpって「橘米どころプロジェクト」を立ち上げ、生産技術の向上や情報発信に努め、今や注目のブランド米に成長。

いわゆる軟らかい米とは一線を画す。かむほどに旨みが感じられる、日本人が好む味わいの米だ。

熊本県山鹿「クローバーでおいしく育った森のくまさん」

参考価格1kg当たり929円(玄米・税込)「特別栽培米」

話題の品種、これなら必ず満足。

粘りが強い九州の品種「森のくまさん」。農業組合法人「庄の夢」は、田植え前に与那国島原産化石サンゴ粉をまき、収穫後にクローバーを植えてすき込む。

産地により味にばらつきがあるといわれる同品種のなかでも人気のある一品。アルデンテのパスタのような食感が楽しめる。

新興ブランド米まとめ

以上12品種の、新興ブランド米を紹介した。

歴史ある品種の「あきたこまち」や「ひとめぼれ」にも、特に一級品だけを扱うブランドが出てきている。

同じ品種でも、産地や生産者に注目して選ぶと、よりおいしいお米に出会うことができる。

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