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南魚沼産以外のおいしいコシヒカリ12選!見逃しがちな安くておいしい産地とは

投稿日:2017年1月13日 更新日:

南魚沼産以外のおいしいコシヒカリ

コシヒカリの最高級ブランドといえば、南魚沼市で作られる米。

だが、実は近年、他の地域からも南魚沼産コシヒカリに匹敵するような優良米が続々登場している。

ここでは南魚沼産以外のコシヒカリで、「味は南魚沼産に劣らず、価格は安い」というものを中心に、特におすすめの米、産地を12種類ご紹介する。

南魚沼産以外のおいしいコシヒカリ

価格も、農薬・化学肥料を減らした特別栽培米だと5kgで8000円以上するものも存在する。南魚沼産コシヒカリは進物用に利用されることも多い。

南魚沼は土地に力があり、気候が米栽培に適している。特に、昼夜の寒暖差が大きいこと、水がきれいなことが旨さの理由だ。

南魚沼産以外のコシヒカリの狙い目は、魚沼と地形や気候が似た周辺エリアだ。

 

さて、ここからは南魚沼産以外のコシヒカリで特におすすめな種類を北から順にご紹介していく。

新潟県佐渡「朱鷺と暮らす郷コシヒカリ」

参考価格1kg当たり800円(税込)「特別栽培米」

新潟県佐渡市産。生き物と共存する田んぼで生まれた米。冬の間も水田に水を張り、農薬と化学肥料の使用量を抑えるなど、トキの餌となる多様な生物が田に集まる米作りをする。佐渡市が設けた基準を満たした田んぼが認証される。

表面は硬く中が軟らかい食感は、'この島特有のもの。海産物と好相性だ。

新潟県北魚沼「雪室貯蔵米コシヒカリ」

参考価格1kg当たり1460円(SAクラス・税込)「特別栽培米」

新潟北魚沼産。雪の中で保管し「夏まで新米」と言われる。最新の雪室設備(冬の積雪を利用して温度と湿度を調節する貯蔵庫)で、米を理想的な状態で保管する。

独自の等級制度は業界での信 度が高い。夏まで新米状態が保たれる。 最高ランクSSは大吟醸の酒のよな、日本を代表する味と評判だ。

新潟県北魚沼水沢「沢田米」

参考価格1kg当たり1750円(玄米・税込)「慣行栽培米」

沢水を思わせる澄んだ味わいの沢田米。北魚沼水沢地区の棚田で、沢水のみを使て育てる。周囲を山に囲まれ高所に位置する水沢は、良質の湧き水に恵まれ、夜霧が多く発生する気候。水分をたっぷり含んた稲が育つ。

適度な粘りがあり、沢水を思わせる澄んだ味わいの最高級品。

群馬県川場村「雪ほたか」

参考価格1kg当たり1080円(税込)「慣行栽培米」

バランスが良く誰もが満足する米。標高2158の武尊山から湧出する、夏で方冷たい湧き水に恵まれた群馬県川場村。長らく自家消費中心で一般には流通しなかった希少な米。皇室に新米を献上することも有名。

粘りや甘み、すべてにバランスが取れた、誰でもおいしく感じる味といわれる。

長野県奥信濃「幻の米」

参考価格1kg当たり710円(税込)「慣行栽培米」

しっかりと粒を感じられる食感の「幻の米」。魚沼に隣接する長野県北部の豪雪地帯で取れる米。昼夜の寒暖の差や清らかな水が旨い米を作るが生産量が少なく「幻の米」といわれてきた。

魚沼産は軟らかさが売りだが、これはしっかりと粒を感じられる食感。旨みや香りも魚沼産コシヒカリに負けない。

滋賀県高島「たかしま生きもの田んぼ米コシヒカリ」

参考価格1kg当たり750円(税込)「特別栽培米」

ナマズや白鳥と一緒に育った自然の米。琵琶湖の北西岸の高島市。豪雪地、美しい水という好条件を持つ土地で、生き物に配慮した米作りを行う。

水田に魚道を設置し、田んぼに大きなナマズが生息する。準絶滅危惧種のカエルなども生息。おいしいのはもちろん、生物多様性保全という理念が素晴らしい。

兵庫県但馬「コウノトリ育むお米」

参考価格1kg当たり1080円(税込)「特別栽培米」

コウノトリが舞い降りる田んぼを目指している。コウノトリの日本最後の生息地で今る豊岡市は、生き物の多様性を重視した米作りの元祖。農薬や化学肥料を減らして、冬季・早期に水をため、田に深く水を焉る農法で栽培。無農薬栽培のものもある。

程良い粘りがあり、粒の立った歯触りが魅力の米だ。

岡山県新見「新見庄米」

参考価格kg当たり850円(税込)「慣行栽培米」

中国山地の盆地にも米どころがある。岡山県北部、中国山地の中ほどに位置する新見地方は盆地で、昼夜の寒暖差が大きく、高瀬川を源流とする水に恵まれたエリア。

「米の味は田ごとに違う」という理念の下、ほかの田の米とは混ぜずに収穫、乾燥した米を、田の場所や生産者で選んで買うことができるのが新見庄米だ。

鳥取県江府「奥大山江府米」

参考価格1kg当たり810円(税込)「特別栽培米」

日本有数の名水の地が育む清らかな米。味の秘密は、なんといっても奥大山山麓に広がる標高約1200mのブナ林から湧き出る水。火山灰土で保水力が高い大山特有の土、高地ならではの寒暖差にも恵まれている。

知る人ぞ知る、いい米どころの条件を備えた土地が作る奥大山江府米には豊潤な甘みがある。

島根県仁多「仁多米」

参考価格1kg当たり812円(税込)「特別栽培米」

和牛の推肥で育つ棚田米は、西の王者だ。棚田が中心で、標高の高さ、清涼な岩清水と、いい米どころの条件を備える。和牛飼育が盛んで、昔から堆肥で土作りをしている。

仁多米はバランスが良く、幅広い料理に合う王道の味。コシヒカリは東の魚沼、西の仁多米と称されるほどで、特に人気が高いブランドだ。

島根県隠岐の島「島の香り隠岐藻塩米」

参考価格1kg当たり740円(税込)「特別栽培米」

藻塩をまく独特の農法で生まれる甘みが評判。特産品である「藻塩」の水溶液を水田に散布して育てる、隠岐ならではの米。

同地の土壌には元来多くのマグネシウムが含まれるが、さらに藻塩の水溶液から吸収させ、米の甘みや弾力のある食感につなげる。

時間がたつと弾力が出るので、おにぎりにぴったりだ。

熊本県阿蘇「おあしす米」

参考価格1kg当たり660円(税込)「無農薬米」

おあしす米は生産者の名前を冠する「顔が見える米」だ。約20人の生産者による南阿蘇村おあしす米生産組合。

阿蘇五岳のふもとで有機肥料と湧き水で育てる。各生産者が栽培から袋詰めまで一貫して行い、異なる作り手の米は混ぜない。

九州の米のイメージを覆すおいしさと評判で、誰がどう育てたかを理解して食べられる安心感が人気だ。

南魚沼以外のコシヒカリ産地まとめ

以上、12種類のコシヒカリをご紹介した。

例えば長野、群馬と新潟との県境辺りには、北信州の木島平や群馬県の川場村など、知名度は低くても、魚沼産に匹敵するおいしい米の産地がある。

これを知っていれば、魚沼産よりリーズナブルに、おいしいお米を食べられる。

最近では、味の良さ+aの価値を持つ米が話題になっている。例えば、兵庫県但馬地方の「コウノトリ育むお米」や新潟県佐渡市の「トキと暮らす郷」は、水田の生物多様性を守り、コウノトリやトキの保護に取り組む。

米の裏にある「物語」に思いを馳せ、共感できるものを選ぶのも、粋なおとなの振る舞いだ。

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