ふるさと納税のお米は、各地が地域の魅力をアピールするチャンスでもあり、質のいいことが多い。
ふるさと納税とは、都道府県市区町村に対して寄付すると、寄付金のうち2000円を超えた分が一定の上限まで還付・控除される仕組み。
ここでは、ふるさと納税の詳しい仕組みと寄付金1万円で貰えるおすすめのお米を紹介する。
ふるさと納税の魅力
ふるさと納税は寄付した自治体から産直品がもらえると人気だ。故郷や応援したい自治体の自慢の米や珍しい品種の米をもらおう。
ふるさと納税の魅力は大きく3つに分けられる。
①特産品・お礼品がもらえる
寄付をすると牛肉やハム、海鮮類、ブランド米、フルーツなどの特産品がお礼品としてもらえる。各自治体ともラインアップが充実してきている上、レジャーやスポーツ関連のお礼も増えている。
②税金の控除で自己負担は実質2000円
地方自治体に寄付をすることで、納めている所得税や住民税が還付・控除される。所得などに応じた寄付額の上限はあるが、実質2000円の自己負担でさまざまなお礼品を受け取れる。
③使い勝手が大きく改善
ふるさと納税での税控除を受けるには、これまで確定申告が必要だった。
それが、一定の条件を満たせば確定申告なしで申請書の提出のみで0Kに。また控除額の上限も約2倍にアップする。
ふるさと納税でお米をもらおう
テレビで見て自分もやってみたいと思うけれど、どうやって始めたらいいのだろう?
最近、テレビや新聞などで取り上げられることが多く、大人気となっている「ふるさと納税」。興味はあるが、まだやっていないという人も多いのではないだろうか。
ふるさと納税は2008年にスタート。個人が所得税や住民税の控除(軽減)を受けられるという制度だ。
2008年には寄付総額が72億円だったが、2013年には650億円まで増えており、2014年は1000億円を超えたともいわれている。
ブームの大きな理由は、寄付をすると、その金額に応じて特産品などのお礼の品を提供してくれる点だ。
人気となっている自治体では、地元の和牛肉な海の幸、ブランド米やフルーツなど、なかなか手に入らない魅力的な産物などがお礼の品としてもらえる。
お米は人気のお礼品
なかでもお米は人気のあるお礼の品だ。
ソフトバンクグループで自治体のの業務を代行する「さとふる」は、現在60市町村のふるさと納税を扱う。
ふるさと納税を取っかかりに、地元の魅力をPRしたい自治体はまだまだたくさんあり、これからも制度を充実させる自治体は増える一方だろう。
自己負担は実質2000円さらに上限が2倍にアップ
税金の優遇も人気を支える大きな理由だ。寄付金のうち2000円を超える部分については、所得に応じた一定額を上限に、所得税と住民税より還付・控除が受けら
れる。
例えば、年収500万円の人が3つの自治体に1万円ずつ、合計3万円の寄付をしたとする。
すると、2000円だけが自己負担になり、残りの2万8000円は所得税の還付と住民税の控除の形で戻ってくることになる。つまり3万円を寄付し、実質2000円の負担で3つの自治体からそれぞれ特産品などを受け取れるのだ。
さらに見逃せないのは、自己負担が2000円で済む寄付額の上限が、去年から約2倍にアップしたこと。今までは住民税の1割が控除の上限額とされていたが、それが2割まで拡大するのだ。夫婦のみの専業主婦世帯で年間給与が500万円の場合、約3万円だった上限額が今年は6万円にまで増える。
しかも寄付先が5力所以内で一定の条件を満たせば「ふるさと納税ワンストッフ特例制度」が利用でき、確定申告の手間をかけず控除を受けられるようになる。
税金の使い道を自分で指定できるのも、ふるさと納税のいいところ。
災害の復興活動支援はもちろん、古い建造物の維持や修理、天然記念物の保護、スポーツ選手の育成など、自治体によって特色のある使い道がいろいろと選べる。
税金の控除を受けながら、各地の特産品や貴重な体験がお得に楽しめるのがふるさと納税だ。
ふるさと納税で貰えるおすすめのお米8選
①秋田県山本郡三種町「あきたこまち特別栽培米食べくらべセット10kg」
同じ県の同じ品種でも、生産者や地域によって味が違う。
有機質100%の堆肥で作った「岩川水系米」5kgと、堆肥を10年以上使った土作りから始めた「自信作」5kgを食べ比べできる。
(寄付金1万円)
②北海道奈井江町「特別栽培米ゆめぴりか5kg」
モチモチとして甘い食感が人気のゆめぴりかのなかでも特に人気の産地。
低農薬・低化学料による特別栽培。ほかに、ななつぼしを選ぶこともできる。
(寄付金1万円)
③北海道芦別市「芦別産ななつぼし5kg」
北海道の中央、「星の降る里」のキヤッチフレーズで有名な芦別市。
この地域のななつぼしもおすすめだ。さっぱりとした北海道米の味を堪能できる。
(寄付金1万円)
④長野県北安曇郡白馬村「ゆめしなの10kg」
長野県生まれの品種で、この近年デビューした「風さやか」の親に当たる。
水がおいしい白馬で育ち、甘みと粘りがありながら、爽やかな風味。希少品種なので品切れになることも。
(寄付金1万円)
⑤長野県飯山市「幻の米15kg予約」
有名な米どころ、新潟・魚沼に隣接した抜群の立地で、低農薬で作った米。
知る人ぞ知る逸品。北陸新幹線開業記念として設定された、1万円以上2万円未満の寄付のお礼品だ。
(寄付金1万円)
⑥福岡県田川市「元気つくし5kg」
福岡が誇るブランド米「元気つくし」。
暑さに強く、モチモチ感があり冷めても味が落ちない。米にまつわる地名「糒(ほしい)」で作られた。1
1月下旬から、出荷時に精米して順次発送される。
(寄付金1万円)
⑦埼玉県羽生市「羽生の農家さんがつくったお米15kg」
埼玉オリジナル品種「彩のかがやき」「彩のきずな」、さらに「コシヒカリ」を5kgずつ食べ比べられる。
「彩のかがやき」は、コシヒカリ系とササニシキ系を親に持ちバランスが良い。
(寄付金1万円)
⑧高知県高岡郡四万十町「仁井田米にこまる5kgと香る米2kg」
仁井田米は、台地かつ盆地という地形のこの土地で取れる米のブランド名。
昔から作られてきたヒエリなど、香りが強い「香る米」と、通常の米とをブレンドする郷土の味を楽しめる。
(寄付金1万円)
寄付金1万円で貰えるおすすめのお米
以上8つの自治体からもらえるお米を紹介した。
この中でも特におすすめなのが、埼玉県羽生市から貰える
「羽生の農家さんがつくったお米15kg」
だろう。
1万円の寄付金で、お米が15kg貰えるので他よりもコストパフォーマンスが高い。
お米の味についても、コメどころではない埼玉産でも非常においしく頂ける。
ふるさと納税はこちらから
ふるさと納税でお米を貰うならこちらの「さとふる」がお勧め。
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